目が悪いの種類 2021.04.24
眼の状態 ~ 正 視 ~
遠くを見るとき、特別見ようとしなくても網膜に焦点が合っている状態を「正視」といいます。
「正視」とは、屈折異常がない状態、
外から入った光が「角膜」と「水晶体」という2枚のレンズで屈折され、
網膜上で正しく焦点を結んでいる状態です。
遠くを見る時は網膜に焦点が合っていた正視の人も、
近くの物を見る時は、焦点を網膜の後ろで結んでしまいます。
網膜から焦点が離れると、像がボケてしまうので、
眼の筋肉を使って水晶体を膨らませ、
網膜上で焦点を結ぶようにピント調節をします。
調節力がたくさんあると遠くも近くもよく見える正視ですが、
筋肉の衰えなどでピント調節する力がなくなってくると、
近くを見るのがつらーくなってくるので、
「昔っから眼だけはええねん」
という方も、読書やスマホがつらーくなってきたら、
ムリせずご相談くださいね。